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2009年10月28日

平等院鳳凰堂

京都府を代表する寺院と言えば、よく金閣寺・銀閣寺の名前が挙がりますが、これらに匹敵する知名度を持った寺院と言えば、平等院、そしてその鳳凰堂しかないでしょう。
そのすさまじいインパクトと、小中学生がロマンを感じるような名前だけでなく、10円玉のデザインに使用されていることが、人気の要因ですね。

平等院は今から千年近く前に建てられた寺院で、藤原頼通が開基しました。
その中心となるのが鳳凰堂で、正面から見るとまさに鳳凰が羽ばたいている光景を見ているかのようなたたずまいを見せています。
この鳳凰堂は国宝指定、そして世界遺産登録をされており、その中にある木造阿弥陀如来坐像もまた国宝とされています。
残念ながら、10年ほど前にマンションが近くに建ち、景観を損ねてしまったという事態もありましたが、今なお圧倒的人気を誇る、京都府を代表する名所として知られています。
何より、誰の財布の中にも入っている当親近感が、その普遍的な人気を支えているのでしょう。

そんな平等院鳳凰堂も、紅葉スポットのひとつに数えられ、人気を博しています。
鳳凰というと、まさに紅葉の色にふさわしい火の鳥であり、紅葉と鳳凰堂の相性は最高であると言えます。
しかしながら、鳳凰堂の周りには木々はなく、紅葉が鳳凰堂を取り囲んでいるという風景は、残念ながら見られません。
昔の人はちょっと空気が読めなかったようです。
その代わり、紅葉の見られるところから鳳凰堂を背景として写す事で、紅葉と鳳凰堂のコラボレーションの画像を作ることは可能です。

平等院は京都府を代表するスポットではありますが、紅葉スポットとしては、人気は高いものの、紅葉を楽しむのにはあまり向いていないかもしれません。





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Posted by ヲタベ  at 09:05 │紅葉狩り2